2006年03月13日

蟲師【第20話】「筆の海」

蟲を体に宿している淡幽、徐々に蟲に侵食されてしまう
それを止めるためには蟲師から蟲の話を聞き書き留めなければならない
淡幽は何人もの蟲師から蟲の殺生話しを聞き、殺生の話しは飽きてきていた
そんな淡幽に殺生以外の話しを聞かせるギンコ
ギンコはまた来てくれと頼まれるようになる

今回はなんともいえない話でした
淡幽は代々蟲を体に封印した家系に生まれ
生まれたときから右足が動かず、他の子と遊ぶこともできないでいた
蟲は体を侵食してほっておくと死んでしまう
それを止めるためには蟲の話しを聞き書き留めなければならない
そのときに体から蟲を出していくのだが
そのときの描写が凄かった〜
一度書いたものから蟲が逃げ出したとき
文字列を箸で掴むシーンも凄い
足が治ったらギンコと旅に行きたいと言っていた淡幽
月並みではあるがその日が来ればいいと思いました

これで地上波での蟲師は最終回です
5/12からBSフジでやるそうですが見れる環境にないのが残念です

全体を通しての感想
まず思ったのは色使いが凄い
緑を中心としたクオリティーの高い作画にはビックリです
いろいろな蟲の話しからそれにまつわる人との繋がり
1話完結で切ない話しが多かったように思います
とくに重い実、一夜橋が印象的でした
posted by フカヒレ家 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(13) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

蟲師【第19話】「天辺の糸」

尾っぽの付いた奇妙な星を見た吹
ある日空から垂れていた糸を掴んだら空へと舞い上がり消えてしまう
村中で探したがどこにもいなくなってしまった
ギンコは山を歩いていると木の上にいる吹きを見つけた
吹は蟲の"天辺草"によってとても危うい存在になってしまい
その上記憶をなくし、普通の人には見えなくなってしまった
ギンコの治療によって記憶を取り戻したがまだ完全には良くなってはいない
人に戻るためには薬だけでなく人でありたいと思う心が大事
村に戻り清志郎と祝言を挙げるようとしていたのだが
清志郎の父親がなかなか許さない
そのうち徐々に吹の体が浮いてきて、そして消えてしまった
それでも清志郎は吹の事を思い暮らし続けると
また吹が現れ、そして2度と消えることはなかった

久しぶりにいい話でしたー
吹を思う清志郎の気持ちが吹を人でいさせる
他の人から見れば清志郎は気が狂った人に見えたんだろうなw
一度は吹のことを否定しまったために消えてしまったが
また受け入れることができ、戻ってこれてよかった
見えなくても触れられなくても強く思うことができる清志郎の気持ちは本物だと思う

吹が空へ舞い上がるのが逆バンジーぽい
夜空の天の川と光脈筋の絵が綺麗だった
吹役に福井裕佳梨さんでした
posted by フカヒレ家 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(7) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

蟲師【第18話】「山抱く衣」

時折、煙のようなものが上がる村がある
絵師になるために村を出たカイ
修行時代に自分の羽織に里の山の絵を描いた
そのことが師匠の目に留まり一人立ちすることに
初めのうちは絵の具を買うお金もなく羽織を質にいれてしまう
だんだんと注文が増えていき多忙な日々が続く
しかし徐々に体に異変が起こり休養を兼ねて村を訪れてみることにした
村についたカイは愕然とした
村が土砂に巻き込まれてしまい山も昔の山とどこか違って見えた
父親は土砂で死に姉もトヨを産んで死んでしまったと聞かされる

今回はギンコも蟲の出番があまりありませんでした
その土地、その土地には守り神がいるってのを思い出しました
実家暮らしなもので故郷が恋しいと言う経験がないです
何年も離れているとそう感じるのだろうか

土の中から出てきたギンコに笑ってしまったw
ギンコって案外おちゃめなんだなww
posted by フカヒレ家 at 08:39| Comment(0) | TrackBack(6) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

蟲師【第17話】「虚繭取り」

ギンコの元に間違って文が届いた
蟲の虚(ウロ)を使って文を届けているアヤの所に行くギンコ
アヤには双子の姉のイトがいた
イトは虚によって虚穴に吸い込まれてしまった
アヤはイトが吸い込まれたのは自分の所為だと悔やんでいた
そんなアヤを見兼ねてギンコはアヤを虚穴に連れて行く
虚穴の出口は一つでそこ以外全てどこかの密室つながっている

いろいろな偶然からおきた事故だよな〜
アヤが敷布をとらなければ、敷布をしっかりと留めていたら
風が吹かなければ、虚がいなかったら・・・たら、れば
過ぎ去ったことを忘れられないアヤが可哀想
大切な人なのだからしょうがないのかな
虚穴にはいったアヤはてっきり探し続けるのかと思った
最後にイトが虚穴から出てきたようで良かった〜
文がやくにたって、アヤの苦労が報われたな

神隠しの原因はこれなのかなと思った〜
posted by フカヒレ家 at 07:54| Comment(0) | TrackBack(15) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

蟲師【第16話】「暁の蛇」

気になることがあるとカジはギンコを家に招く
だんだんと物事を忘れだし、夜も寝ずにいるというカジの母さよ
これは"影魂"という蟲の仕業で記憶を食べるものだった
大事な記憶を消さないためにはいろいろなことを覚え
忘れたくない記憶を毎日思い出すこと
さよとカジは帰ってこない父を探しに出かける
一年後カジとさよは戻ってきていた
父親は別の家庭に入っていた
その事と疲れでさよは何日も寝込んでしまう
起きたとき、さよはほとんどの記憶をなくしてしまっていた

なんともいえない話だな〜
記憶がなくなったおかげで悲しかったことも忘れられたが
徐々に記憶がなくなっていくってのは怖いな
記憶がなくなったことさえも忘れる
本人はあまり気にならないことだが近くにいる人は辛いだろうな
父親用に飯をよそっていたことを
無意識にしていたのが痛々しかったな・・・
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2006年02月06日

蟲師【第15話】「春と嘯く」

ギンコは蟲の見える少年ミハルと出会う
雪山で遭難してから蟲が見えるようになったミハル
それからミハルは冬にどこかへ行っては
山菜をとってきて、春まで眠るのだと言う
家からミハルがいなくなり、後を追うギンコ
吹雪の中横たわるミハルを見つけて家に戻る
一年がたちその家に行ってみると
一年間ミハルは眠り続けたていた

甘い香りで動物を誘い生気を吸い取る蟲"ウソブキ"
ウソブキが見せる春が綺麗だった
ミハルは蟲に興味津津でギンコが振り回せれていて
いつもとは違った一面が見れた
蟲は友人ではなく奇妙な隣人
ギンコが最後に言った台詞で
「人間も冬は弱っていかんからな」とは
ミハルの姉スズに惚れそうになったってことかなw
posted by フカヒレ家 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(3) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月31日

蟲師【第14話】「籠のなか」

ギンコは竹林から出れなくなった男、キスケに出会う
キスケと一緒にいるとなぜか竹林から出れない
キスケは蟲と人の子であるセツと暮らしていた
キスケは子供の頃にマガリタケから出る水を飲んでしまい
そのためにマガリタケを中心とした一定の範囲内から出れなくなった
セツはキスケのためにマガリタケを切ってしまう
やがて別のマガリタケが枯れだしセツと娘まで・・・

これまた切ない話しだな
相手のために親のマガリダケを切ることは・・・
人と蟲とは結ばれないのか〜
ラストでお墓から二つの竹の子が生えていたけど
2人の生まれ代わりなのかな

マガリタケが動き出すところがコワ Σ(゚Д゚)
posted by フカヒレ家 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(4) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月28日

蟲師【第13話】「一夜橋」

ギンコは1通の手紙をもらう
一度谷に落ちてから心が食われたみたいに
日向でぼーっとしているハナ
ハナはもう死んでいて蟲(ニセカズラ)に寄生されていた
20年に一度、ニセカズラは集団で谷から出て行く
その時に死骸から抜け出て橋を作る
ギンコとゼンはその橋を渡ろうとするが
ゼンはハナを忘れることができず橋を戻ってしまう

もう死んでしまって心がないのに
その人がいるだけでいいと思えることは
凄いことだと思う
でも、その事だけに囚われてしまったゼンは
かわいそうな気がした
罪の意識があるからなのかな
母親のように生きてるのか死んでるのかわからない
状態では意味がないと言う気持ちは分かるが・・・
ギンコの言う通り、物の様に扱うのは良くないと思った
posted by フカヒレ家 at 20:12| Comment(1) | TrackBack(3) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

蟲師【第12話】「眇の魚」

森で倒れていたヨキを助ける白髪で片目のないヌイ
ヨキはヌイから蟲についていろいろと学ぶ
"トコヤミ"に棲む"ギンコ"とヌイが呼んでいる蟲が
他の蟲を光に変える時の光を浴びるとヌイのようになってしまう
光を浴びすぎたヌイは"トコヤミ"となってしまう
キヨは"トコヤミ"となったヌイの手を掴み闇の中にはいってしまい
"ギンコ"の光を浴びてしまう
闇から抜け出すためには名前をつけなければならず
同時に前の名前の記憶を失ってしまう
ヨキは自分の名を"ギンコ"にして闇から抜け出し記憶を失った


今回は子供の頃のギンコと蟲師ヌイの話し
ギンコは子供の頃から旅をしていたのか〜
ヨキはヌイと知り合うことで故郷と呼べる場所ができたり
蟲についてやいろと学んだりしたが
片目と記憶を失ってしまったことは
これからのヨキにとっては良かったことなのかな〜

ヨキ役の沢城みゆきさんがよかった
posted by フカヒレ家 at 20:26| Comment(2) | TrackBack(2) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

蟲師【第11話】「やまねむる」

山のヌシになった蟲師
村人が山のヌシだと知らずにヌシ殺してしまった
そのため山の精気を抑えることができなく
よくその村に寄っていた蟲師のムジカがヌシになるのだった

この話には蟲師の宿命があるように思う
蟲師は蟲を集めてしまうため1箇所に留まる事ができず
留まるにはその地のヌシを食って新しいヌシになるしかない
ムジカを愛していたサクがヌシを殺してしまう
ムジカはヌシになるが、そのことでクチナワに食われることを選ぶ
クチナワはその地のヌシにとって代わり、その地に安定をもたらす
クチナワに食われたことで村人はムジカのことを忘れてしまったが
ギンコと弟子のコダマが憶えていることが救いなのかな

地に根をはり身を寄せ合うこともできないなんて。。。
posted by フカヒレ家 at 18:20| Comment(0) | TrackBack(5) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

蟲師【第10話】「硯に棲む白」

硯を擦ったものは死ぬ
その硯は蟲が長い年月をかけて石になった物から
彫られたものだった
その硯に水を入れることで蟲が蘇り
その蟲を吸うこてで死んでしまうのだった

自分が作ったもので人の命を奪ってしまう事に
悩む、たがね
その事で一時は硯を造らなくなったが
ラストではまた造ることを決心した

自分がしてしまったことを
見てみないフリもできるし、逃げることもできるが
実際に向き合い前へ進むことができたたがめは強い人だと思った
posted by フカヒレ家 at 20:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

蟲師【第9話】「重い実」

天災の度に豊作になるという村
誰かの口の中に"瑞歯"が生えてきて
命と引き換えに豊作をもたらす

一人の命で多くの人が救われる
しかし誰かが死ぬことで誰かは悲しむ
難しい選択だな
そう言う選択をいつかは迫られるのだろうか


蟲師を見るたびにいろいろと考えさせられます
posted by フカヒレ家 at 18:11| Comment(0) | TrackBack(2) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

蟲師【第8話】「海境より」

蟲師は背景がいい。心が安らぐ

今回の蟲はへび?海千山千とかそんな感じ
霧がたち込め、岸に戻りたいものだけが戻れる
3年が過ぎもう一度霧に入ると3年前に別れた妻がいた
その中では数日しか過ぎておらず
しかし蟲が移動すると妻も一緒に消えた・・・

もし自分なら、と考えると帰ることができるのだろうか
できそうにない・・・
現実逃避にアニメを見たんだが・・・
逃げちゃだめだな・・・



posted by フカヒレ家 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 蟲師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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