混乱に乗じて攻め込んでくる7万のアルビオン軍。退却すらもままならない状況に、マザリーニ枢機卿はルイズに部隊のしんがりをつとめて欲しいと依頼する。
しかし、いくら虚無の使い手とて7万の敵を1人で足止めするという作戦はあまりに無謀で、生きて帰れる可能性はゼロに等しい。
OPとEDにSE付けてきたよ……SE付けるとすごく安っぽく感じるんですが……
Aパートはよかった!しんがりを任せられたルイズの最後の願い、結婚式を行って、才人がルイズのために七万に突っ込む覚悟を決めるのは。シーン的にもぐっときた。
七万につっこみの、もうちょっとなんとかなんなかったの!!??
ガンダールヴの力だけで七万止めたみたいじゃん!
デルフリンガーの力で魔法を吸収したり、兵を殺さず司令官だけを狙って軍の行進を止めるよう考えられた特攻だったのに……
相手の司令官からもほめられてたのにな〜。
最後助かったのも、デルフが才人の体を動かしたっていう補完ないし。
かっこよさではなく泣きを誘う演出にしたのが間違いだ。んなことしなくても感動できるのに。
ゲートを開くのではなく、マジックアイテムの花で生死がわかるのは、尺を短くする上ではよい判断。
だが、ゲートが開いて逆に絶望するっていうのも欲しかったが、そうすると逆に伏線回収できないので、まぁこれでいいか。
えー!!!才人アルビオンからどうやって帰ってきたんですかーー!!??
これはない!!!!!これはひどい!!!!!しかも帰ってくるの早い!!!!!
ティファニアは能登か合ってるな、おまけ的登場だったけど。当然説明補完なし。
いまだにキュルケが才人好きなままだし。コルベール先生は死亡確定か……(´・ω・)カワイソス
総評:
シリーズ構成ちょっと来い!!!!お前は馬鹿かと!!!
アニエスの話で中盤を多く使う過ぎたせいで、肝心の本軸がダメダメになってる!!!
コルベールの話はたしかにいい話だが、戦争行って命と名誉に考えさせられている才人と同軸でやってこそのものなのに、変な改変するし。
そのせいでコルベール先生死んだままだし、アニエスが邪魔なせいで『爆炎』なかったし。
戦争のほうも尺が足らずにぐだぐだ。
この作品一番の見せ場だった七万も演出が明らかに間違い!!!
主人公補正してかっこよくしたつもりか!!!逆効果じゃ!!!
ルイズのツンデレっぷりを出せばいいってもんじゃないだっての!
作画は安定してたし、ルイズはかわいかった、ここはいいんだ。
ルイズを堪能するシーンは簡単に挿入可能なんだから、本軸をしっかりしようよ。
ゼロ魔は萌え作品でもあるが、今回は燃え作品でもあるんだから。
原作既読者にとってはかなり納得できないものになった。
いいところばっかり変な改変でダメダメにしてるし。
未読者はどうだろ?ルイズを楽しむにしても、一期より少ないし、局所的にはエロさ爆裂だけど。
アニエスの話からいきなり戦争じゃ分けわかんなくない?
ジュリオやシェフィールドも放置だし、戦争の行方も知れず。
どっちもダメかこりゃ。