石蕗の記憶がなくなって一月が経った。
石蕗はこの半年になにか大切なことがあったのではないかと考え始める。
すももはたとえ記憶がなくてもどこへいっても思い出があり幸せだと耐える。
記憶なくなってから既に一月が経ってたり。
幸せだよって言ってるけど、逆にどこへいっても思いでが溢れてきて、現実との差異に悲しくなり、この一ヶ月のほうが辛かったろうに……
この最後のシーンでコイスル☆フローライトを流しやがった!!!最高!!
原作だと石蕗の気持ちが中途半端だったり、その後エロに突入したからどうも好きになれなかったけど、アニメのほうはいいわ!
石蕗が記憶のカケラを求めて奔走し、記憶は戻らなかったが、心が覚えてるってのがいいね。
原作のすももから告白するのもすももが強くなった証拠でいいんだが、待ってるって言った以上石蕗のほうから告白しないとねやっぱ。
最後のスノードロップの花言葉を活字で処理してしまうのはちょっと残念かも。
でもそれを利用してこの物語を締めたんだから逆にうまいのか。
総評:
エロゲー原作としては格別の出来ではないかと。
もともとすももルートがメインルートとなってるから、他のヒロインに浮気しないし、一筋でいるのがいいね。
OPとEDが変わっちゃったのは残念だけど、最後にコイスル☆フローライトが流れたからよしとしよう。
ストーリーも星のしずく集めはちょっと気に食わないところはあったが、恋愛方面はうまくできていて、PS2版のものっぽいのもあって新鮮さもあった。
見てて恥ずかしくなるってのも再現されてて、この作品の持ち味も生きてた。
恋愛系エロゲで綺麗に締まったのはKanon、AIRをのぞけば、ラムネ以来かな〜。